温泉をもっと簡単に考えて

温泉はその泉質とともに景色や風景も魅力です。今は都心にもたくさんの温泉センターができていますが、温泉には入れても独特の素晴しい風景などを楽しむことはできません。多くの都会の人は、温泉と言うと年に1回か2回の大イベントなんて考えているかも知れません。しかしもっと身近な感覚で楽しみましょう。自分の自宅から1時間から1時間半程度で行けるところに温泉はないでしょうか。結構都心でも電車や車で1時間走ると素敵な温泉があります。そして今は日帰り温泉がどこにでもあるので、リサーチしておいてサッと日帰り温泉に行ってみませんか。

ゆっくり温泉を楽しんで、食事をして帰ってくればそんなに出費もかからずに楽しめます。温泉イコール旅行というイメージは捨てて、温泉は気軽に楽しめるものと考えましょう。ドライブがてら日帰り温泉を楽しめば、わざわざ旅行に行かなくても行きたいときに楽しめます。例えば東京の人でも群馬や栃木など温泉はいっぱいあります。また秩父など埼玉にも気持の良い温泉がたくさんあります。神奈川にも新宿からロマンスカーなら1時間もしないで弦巻温泉があり、もうちょっと足を伸ばせば箱根にも行けるのです。意外と電車1本で自宅から温泉に行けるところもたくさんあります。このように温泉は、もっと身近に楽しむことができるのです。

温泉のマナー

シャワー温泉に行ったときにどのようなマナーがあるのでしょう。多くの人はマナーを守っていますが、ときどきマナー違反の人も見掛けます。きちんとマナーを知っておけば堂々と注意をすることもできるのではいでしょうか。まずかけ湯をしっかりしましょう。回りはみんな結構見ているものです。入浴の温度に慣れるためにもかけ湯は大切です。温泉に入る前に体をサッと石鹸で洗ってしまってもOKです。

またロングヘアなど肩より長い髪の毛の人は、シャンプー前でも後でも、とにかくアップにしてまとめておきましょう。他人の毛が温泉に入っていると気持のいいものではありません。また浴槽内では体を擦らないこと。体の汚れは外で洗いながしますが、温泉に浸かって表皮が剥ける事もあるかも知れませんが、肌を擦るのは必ず外で行いましょう。

タオルは湯船に入れないようにしましょう。また体にバスタオルを巻いて、そのまま湯船に入ることも禁止です。4~5人のグループになると、おしゃべりで温泉を見えない占領をしてしまう人たちがいます。温泉ではあまりおしゃべりをせずに靜かに入るようにしましょう。また子供連れの場合、子供に走らないように注意をしたり、大声を出さないようにきちんと教育をして入ります。また子供から目を離さないことも安全の面から大切なことです。基本は汚さない、騒がない、独占しないということになります。

温泉をもっと簡単に考えて

温泉に赤ちゃんが入るときの注意

ベビー温泉に赤ちゃんも入れてあげたいと思っても、いつから入れるのかちょっと不安ではないでしょうか。温泉に入っていい赤ちゃんの月齢というといつ頃か。はっきりいつからという決りはありません。しかし最低条件としてへその緒がしっかり取れ、乾燥していることではないでしょうか。

また、首が据わるまではやめるべきという意見もあります。ママが抱っこして温泉のお湯を掛ける程度ならまだしも、温泉に入るとしたらやっぱり1人でお座りができる頃から温泉デビューした方がいいのではないでしょうか。特に温泉に急いで入れる理由はありません。あまり急いで入れても赤ちゃんが楽しめなければ意味がないのでは? また、大人が気持いいと感じることのできる、温泉に入っている時間は、赤ちゃんの最適な時間とはまったく違います。結局温泉に入ってもすぐに赤ちゃんは出すことになります。ママ1人で入れるならママはゆっくり入れません。

家族貸し切り温泉でパパが赤ちゃんをキャッチしてくれるなど、赤ちゃんのお風呂上がりを手伝ってくれる人がいないと難しいことになりそうです。もう少し年齢が高くなってから一緒に楽しむようにしてもいいのではないでしょうか。また赤ちゃんの場合刺激の少ない温泉を選ぶことが必要です。泉質と温度の両方を注意してあげないと、赤ちゃんにとってはとても負担になってしまいます。

温泉の温度は事前に調べて、そのとおりというものではありません。タイミングでまったく違うので、その辺も注意しましょう。ベビーバスを用意してくれる温泉もあるので、そういうところなら水で薄めて上げることができます。また○歳以下の入浴は禁止という温泉も結構あります。無理に入れることはないというのが多くのママの意見のようです。親だけの満足にならないようにしましょう。

温泉のマナー